プロフィール

FLUTE&CONDUCTOR

ご挨拶

フルートくりら〜Flute Creative Life〜のページにご訪問ありがとうございます。

フルートの山崎たくじと申します。

フルクリラでは、個人レッスンでフルートを基礎から学んだり、フルートアンサンブルの活動や、コンサート、夏合宿などフルートに関する様々な事を追求しています。

自己紹介
  • 朝の日課・・・最近は5時起き、子どもを保育園に送るため朝ごはん、お着換えと大忙し
  • よく聞く曲・・・みんなでからだ☆ダンダン 等(NHKをかけながら保育園準備)
  • 好きなフルーティスト・・・ジャン・ピエール・ランパル、パトリック・ガロワ、ペーター=ルーカス・グラーフ
  • 好きなピアニスト・・・イルマ、アンドレ・ギャニオン
  • 好きな作曲家・・・アラン・メンケン、ハンス・ジマー、梶浦由記、下村陽子
  • 好きな飲み物・・・コーヒー
  • ディズニーランドに行くと・・・マッドハッターの帽子(コーヒーを頼んでも「これからお茶会ですね」と言われる)
  • フルート講師歴・・・30年以上にわたり数百人を指導、中学から始めて音大へ進学、現在プロとして活躍している卒業生や、趣味で継続中の方など様々

略歴

  • 大阪出身
  • 吹田市立第一中学校吹奏楽部でフルートを担当
  • 奈良県立郡山高等学校吹奏楽部でフルートを担当
  • 相愛大学音楽学部器楽学科フルート科卒業
  • パリ・エコールノルマル音楽院卒業、フランス国立ブローニュ音楽院修了、フランス国立エヴルー音楽学校にて学ぶ
  • パリ・モンパルナス・メリディアンにて5日間連続リサイタル、モルジーヌ・アヴォリアーズにてニューイヤーコンサート出演等、各地にて演奏活動を展開
  • 日本フルートコンヴェンション・アンサンブルコンクール音大生の部入賞、パリUFAM国際フルートコンクール第3位入賞、万里の長城杯国際音楽コンクール優秀指導者賞受賞
  • フルートカルテット・メロンジェ、ユニバーサル フルートオーケストラ ジャパン メンバー
  • フルクリラ~Flute Creative Laboratory~ 主催、サンテミリオン・フルート教室(京都)、奈良フルート教室あすか 安曇野フルート教室(長野)講師
  • グランクリュ・フルートアンサンブル・プロジェクト音楽監督・指揮者

フルートとの出会い

中学生になり始めての音楽の部活

器楽部

中学生になり運動部に入部するか文化部か、いろいろ迷っているうちに友人とのノリで当時の吹田市立第一中学に当時あった器楽部に入部、最初に担当した楽器はリコーダーでした。

自分のトランペットを持っていた先輩が一人トランペットで後はみんなリコーダーで合奏という部でした。

当時はまだ他の学校には吹奏楽部という部がある、ということ自体知らずリコーダー合奏とトランペットという組み合わせで部活をしていました。

ある時たまたま本屋さんでみかけたバンドピープルという雑誌に載っていた吹奏楽部を見て衝撃が・・「これは何?リコーダーがいない」という事でした。

大会とかあって楽しそうな吹奏楽部は別世界の存在で、リコーダー主体の器楽部では、吹奏楽の大会へは出場自体ができないという事でした。

作るしかない

そして吹奏楽の雑誌を持って職員室へ・・吹奏楽部の写真を見せて「リコーダーでは大会に出れないので何とかして欲しい」という訴えが通り、みんなで吹奏楽部設立を目指しての果てしない挑戦が始まったのでした。

とりあえず楽器を集めなれればからのスタート…(略)

その後リコーダーからトランペットに転向、それからこれも経緯は覚えていませんが、トランペットをやりながらフルートは自分で作ってみようと考え、とりあえずフルートのカタログを切り抜いて同じ形に木を彫ってみるというのを試してみました。

残念ながら自作フルート1号は全く音が出ず。木の塊を彫刻刀で彫ったので中がギザギザで真っすぐ穴が空いていないのが原因かもと、次は道で拾ってきたプラスチックの水道管に穴を開けて吹いてみると音が出ることがわかりました。

その後、テーパーのある釣り竿に穴を開けた方がうまくいくことがわかり、家にあった釣り竿を削りまくっていました。釣り竿製頭部管が出来て音を出すことは出来ましたが、胴体部分のキーの作り方や穴がどういう規則であいているのか?などは疑問のままで、無駄に時間が経ち結局完成することなく、本物のフルートに出会いました。

本物のフルートで最初に試したのは、釣り竿頭部管を胴体に付けて吹いてみるという実験でした。全くの偶然でサイズがあって組み立てることが出来ました。

本物を見る前に指使いなどは覚えてしまっていたので、早速、釣り竿頭部管フルートを吹いてみると音は出るものの全く音程が無茶苦茶で残念ながら全く演奏不能でした。

あきらめて本物のフルートの頭部管を付けて吹くと、全く異次元なくらい違いました。

やはり、本物は違う!こんな無茶はせず最初から本物の楽器を持ちましょう。

中学時代のフルート初心者・苦労体験

当時はフルートの写真から実物を作ろうとしたくらいで、何もかもがわからず、とにかく苦労しました。

実際の吹き方を勉強していくためには、今のようにネットが無い時代だったので、本や雑誌などから情報を集める。音を聞くにはラジオでした。

フルートの演奏会に行ければいいのですが、実際にはなかなか行けず、FMラジオでフルートの放送を探しては聞いていました。

特に頼りになったのは当時NHKで放送していた「フルートとともに」という番組です。モーツァルトのアンダンテの演奏で始まるのですが、音がとにかく美しく。カセットテープレコーダーをテレビの前においてなんとか録音しようとするのですが、この番組中は絶対しゃべらないで、と言っても必ず誰かがしゃべってちゃんと録音が出来ない問題が繰り広げられていました。

中学のクラス発表会で、みんな一人づつ楽器を演奏するというのがあった時に、人前で初めて演奏したのがこのアンダンテでした。

吹田市立第一中学校・吹奏楽部誕生

そんな生活でしたが、クラブの方は部員一同と先生方の尽力によりだんだんと楽器も増え、明らかに吹奏楽部と言えるものに成長していきました。

そして遂に正式に器楽部は吹奏楽部となり、大会の出場権を得ることが出来ました。

門前払いからスタートした初の吹奏楽の大会の結果は、銅賞でしたが、大きな一歩だったと思います。とても楽しい部活でした。

フルートくりら~フルート創造生活~

フルートくりらとは

フルートくりらは、フルート創造生活 フルート・クリエイティブ・ライフ(Flute Creative Life)の略です。

フルートに関する様々な創造性を発見していこうという意味で名付けました。

このサイトでは、膨大な苦労と失敗の経験から得た様々な事の中で、フルートに関する何か役立つ情報が発信できたらと思います。

正しい努力の方向性を見つけるために

出来ないことが何かあるとして、その理由は大きく2つに分かれると思います。

それは、知らなくて出来ない事と、知っているけど出来ない事、ではないでしょうか?

知っていれば出来たのに!という事が有るかも知れません。

また、やってはいけないという危険な間違いも存在します。知らずに練習を続け、かなり後になってから気が付いて取り返しのつかないような癖を身に着けてしまう場合もあります。

その場合は、根気と時間のいる*リハビリが必要になったりします。

今自分のしている努力が正しいのかどうか?常に方向を探しながら進んでいきましょう。

*ここでのリハビリは、何か(問題とされるA)を消して上書きしていくのではなく、それを残したまま同等の機能を持つ新しい何か(B)を身に着け、新旧(AB)対等にして自由に移行できるようにしていく考え方です。

フルートを好きであり続けるために

フルートには、様々な方向性があります。音楽に対する感じ方も人それぞれです。

だんだん上手くなってきてより難しい事に挑戦できるようになればどんどん挑戦しましょう!何か目標を持って進むのも楽しみの一つです。

しかし難しすぎることに過度に挑む必要は必ずしも無いと思います。

最も大切なことは、好きであり続ける事ではないでしょうか、荷物が重いと感じたら一度おろして自分を解放してみてください。

自分が最も笑顔になれるフルートライフを見つけて行きましょう!